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2011
02.03

Vespro della Beata Vergine (1610): Monteverdi ≪聖母マリアの夕べの祈り:モンテヴェルディ≫

Category: 未分類




Cremona,Festival Monteverdi,2008



イタリア・バロック時代初期の宗教音楽の傑作。

カトリック教会の夕べの祈り(晩課)に対応し、

聖書の詩篇をテキストにした曲が多く含まれるこの曲。



『神のみことばは生きていて、力があり、両刃の剣よりも鋭く、

たましいと霊、関節と骨髄の分かれ目さえも刺し通し、

心の色々な考えやはかりごとを判別することができます。

(へブル4:12)』




モンテヴェルディという作曲家は、

テキストを生かすことを、どんなに考えたのだろう、と思う。



ある時は、セラフィムが舞飛ぶ描写をするかのような音型を用い、

三位一体ということを、音にしてみたり、

人々が神の宮に集っていく様子を、

バスの音型で表現しているようだったり

命の水が湧き出ている豊かな流れを音で表していたり

神の裁きの力強さを、砕かれるような音で表したり



また、神が仰る言葉には、

威厳が際立つような厳格な色合いが用いられ、

そして、神をほめたたえよ!と沸き立つように連呼する響きは、

天に昇りゆくさま。

神に栄光を!と執拗なまでに祈り願う音は、

実に、荘厳で神聖な響き。



モンテヴェルディの音について

私が感じることだけですら、ここに書いたらきりがない。



彼の音には、彼の信仰が表れているのだと私は思う。

神のことばが生きていることを、彼が信じていた信仰。



日本人の私が、

日本で、アメリカ人の牧師のもと、プロテスタント教会で洗礼を受け

イタリアに渡り、

カトリック教会の中でオルガンを学ぶようになり

プロテスタント教会の牧師の妻となり

イタリアとスイスで

プロテスタントとカトリックの教会の礼拝でオルガンを弾いている。

かつての音楽家・作曲家達、

両教会で仕えた教会音楽家達が生み出した信仰の曲を体験する。



この歩みと与えられた出会い、環境は、

主の御手の中にずっとある。



まだ、わからないことがたくさんある。



だから、私はまだ問い続ける。

『私が今ここにいるのは、何故ですか?

 主よ、あなたが見せてくださる世界の意味は何ですか?

 そして、私が為すべきことは。』



明確な答えを頂くまでは

現状維持し、求め続けていきます。

けっして放りなげずに、なにもあきらめずに。



でも、大事なことは、

シンプルであることを忘れずに。



今までのヴェスプロを振り返りつつ





Utrecht, january 2010





Maastricht, january 2010





Genova march 2010





perugia, march 2010





Luzern march 2010





Madrid january 2011






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